MashupAwards10オープンデータ試作部門賞授賞式in blog

 
date:2014.12.05   posted by:maeda
 

前田です。12/3はMashupAwards10のオープンデータ部門の授賞式と併催されていた「一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)」の設立記念パーティ&シンポジウムに参加しました。

イベントは「データの公開から利活用へ〜地方創生にオープンデータが果たす役割〜」というシンポジウムで始まりました。

Open CorporatesのChris Taggart氏はいわゆる登記情報など企業データを扱うスタートアップを設立した人物です。企業情報を扱うビジネスは古くから存在しますが、そこにオープン性を取り入れることのメリット等を語っていました。

そしてオープンデータのビジネスモデル事例では必ず出てくるカーリルの吉本さん。図書館のデータを集めるのに苦労したことや逆にその楽しさなどはとても共感するところがありました。ハレックスの山本さんは差別化しにくい気象データを扱いながらどのような視点でクライアントに付加価値を提案しているかを話されていました。最後は佐賀県・福井県の方を交えたパネルディスカッション。

次に隣の建物に会場を移して社団法人設立記念パーティへ。

「一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)」は日立、富士通、NEC、IBM、日本Microsoft、NTT、KDDI、電通、三菱総研の9社の出資によって設立された団体で、オープンデータの仕様やルール策定、普及・啓発、政策提言など、これまでオープンデータ流通コンソーシアムとしての活動が改めて設立されたこの社団法人に引き継がれるとのことです。

企業人に加えて政府関係の方も多数参加されていて、MashupAwardsの受賞者組と対比して非常にスーツ率の高いイベントでした(笑)。さらに冒頭のスピーチでは社団法人の名前が長すぎるということで、各人から団体名をスピーチの中でそらで言えるかどうかというネタにされており、VLED(ブイレッド)を通称としたいとのこと。

個人的には大手企業が中心の団体であり、かつオープンデータとビッグデータを「or」ではなく「and」でつなぐという辺りがちょっと語弊を招きそうだなあと感じましたが、そこはそっと胸に仕舞っておきました。
オープンデータは大元の政策も大事ですが利活用(コミュニティ)なくしては成り立たないもので、そういった活動は東京よりも地方が盛り上がっていると感じます。それは明らかに東京と地方の危機感の違いから本気度として現れているということでしょう。

シンポジウムの登壇者であるカーリルの吉本さんや、他の受賞者である首都大学東京の渡邉先生、まちクエストの石原さん・小川さん、jig.jpの方々ほか各地域で開発者/コミュニティとして実際に手を動かしている民間の方々と情報交換できたのは大きな収穫でした。

最後に、オープンデータ試作部門賞を受賞したPieces of Japanは、僕が個人的なサポートを続けているまだまだ試験的なプロジェクトではありますが、日本を再発見するプラットフォームとして、会津をその実証フィールドとして活用しながら、地域のためのサービスに育ってもらえればと思います。

写真は壇上の藤井さんと、授業があって遅れて駆け付けた五十嵐くん。

 
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