John Pawson – Plain Spacein private

 
date:2010.12.10   posted by:aita
 

こんにちは、会田です。
John Pawson – Plain Space展がロンドンのデザインミュージアムで開かれています。
2011年1月30日までです。

彼はイギリス人の建築家。日本で英語の先生をしながら生活し、インテリアデザイナーの倉俣史朗のスタジオを訪ねる。その後帰国し、ロンドンのAA(アーキテクチャー・アソシエーション)で勉強し、卒業後に独立する。

今回の展覧会では1:1スケールのインスタレーションと合わせて、彼の作品・修道院や住宅、商業施設、カトラリー、ヨットなど、建築とインテリア、プロダクトの展示をしています。完成作品の写真や制作プロセスを説明する模型、実際に使われた素材のサンプル、ドキュメントビデオで紹介しています。

▽ この展覧会のためのインスタレーション

▽ 2

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ミニマルな空間を作る人。住宅であっても、こういう空間に彼のデザインしたテーブルやイス、流し、暖炉などが追加されるが、統一感がある。何も物を置かなければこういう風になるか、例えば、借りたばかりで何の家具も置かれていない部屋がこういう風か、と考えると疑問。つなぎ目のちょっとしたディテールが立ってきてしまって、うるさくなってしまうことがある。もちろん、そこにこだわらなければ関係ないと思うけれど。ビデオの中で、彼の建築は「無秩序さに脅かされる人」向きであると紹介されているのが印象的。

自分では家に一つこういう部屋があったらいいなと思う。

▽ チェコにある修道院「Nový Dvůr」の模型、外観

▽ 同じく模型、内部

▽ 上の模型の完成実物

上記のインスタレーションのような住宅がちょっと極端かもしれないなと思った時に、彼が修道院の制作を依頼されたことに納得した。緊張感があって気が鎮まる空間であろうが、普段の生活の場としては窮屈かもしれない。修道院にはふさわしく、うまく機能すると思う。

その他に特徴的なのが、彼の照明や採光の仕方。インスタレーションの方ではベンチの後ろの間接照明、修道院の方では日光が天井から2枚の壁と壁との間を抜けて地面に落ちるようにしている。どちらも明かりの位置が低い。インテリアのカラーパレットは白と木のナチュラルなど2色使いが基本のよう。

▽ その他、ロンドンのキュー・ガーデンに作られた「Sackler Crossing」の写真と素材の展示

▽ その他、倉俣史朗と合わせてミニマルアートのドナルド・ジャッドの影響も受けていて「the simple expression of complex thought」という言葉を引用していました。

▽ 情報、リンクなど
John Pawson
http://www.johnpawson.com/
John Pawson – Plain Space
http://www.plainspace.co.uk/
Design Museum
http://designmuseum.org/exhibitions/2010/2010-john-pawson
Flickr
http://www.flickr.com/photos/40696329@N04/sets/72157625442950937/

 
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