浅井は島に行ったin blog

 
date:2014.05.27   posted by:asai
 

最近は様々なハッカソン・アイデアソンイベントが増えてきました。
以前、いなかソンというイベントに行ってきたというレポートを書きましたが、
今回はいなかではなく島が舞台。

そう、この記事は5/24-25に行われた「島ソン」のレポートです(どーん!

■島ソンの流れ

島ソンの流れを紹介しながら、島での体験を振り返ってみようと思います。
※あくまで僕の主観なので、運営の方の思い描いていたものとは違うかもしれません。

1.上陸〜島の方とのディスカッション

今回の舞台は浦戸諸島の中の一島である「野々島」でした。
島民の方々の話を聞き、島の問題点や魅力などを知ります。

個人的に「高齢化」「産業の少なさ」「医療設備・人員の不足」辺りが
気になりつつも、別のアプローチで役に立てないかなぁと思っていたのがこの時間。

2.アイデア出し

ディスカッションでお聞きした内容を参考に考えた個人的なアイデアの共有、
その中から類似のアイデアの人がチームになりブレインストーミングを行う事で、
アイデアをどんどんブラッシュアップしていく、という流れでした。

僕が最終的にたどり着いたアイデアは「ほらあなるるぶ」というサービス。
口にするのも恥ずかしいほど高尚なブレストの結果を書いた模造紙の写メを撮っていた方は
お願いだから今すぐ消して下さい。ほんとお願いします。

3.島の見学

それぞれのチームのテーマにそった島の資源を見学させていただきました。
島民の方のお話を聞きながらの時間はこのイベントで一番貴重な時間だったように思います。

僕らのチームは「洞穴」について色々な話を聞きながらの島散策でした。

野々島には100以上の洞穴があるとか、地質的に洞穴作りに適しているから浦戸諸島の中でも
これだけ洞穴があるのは野々島だけ
とか、震災でもほとんどの洞穴は大丈夫だったとか、
味噌や醤油の貯蔵に適しているとか、洞穴に住んでいる人もいたとか、最古の洞穴は縄文時代のものだという説もある
とか、もうこういう話は男には堪りません。男のロマン詰め合わせです。素敵すぎる。

4.宴会

島見学も終わり、いよいよ開発…と思いきや先に宴会(夕食)のお時間。
適切な量のアルコールによって斬新なアイデアを生んでほしいというのが運営の方の
意見だと判断し、たらふく飲み食いさせていただきました。
※写真が調理中のものだけなのは、宴会が開始した後は酒と料理と会話に集中していたためです。

ホタテと牡蠣の美味しさと言ったらもう開発とかしないでずっと食べていたいと思わせるほど。
というか、夜食で牡蠣の酒蒸しが振る舞われるハッカソンなんて島ソンくらいなもんじゃないでしょうか。

この素晴らしい宴会が終わった後、僕が思っていたのはただ一つ。
「あー、もう開発はしなくてもいいや」

5.ハッカソン
そして、いよいよ多分このイベントの本番であるハッカソンタイム。
島歩きの疲れと美味しいお酒と料理によって参加者のライフは半分以上削られた状態でのスタート。

僕も前述の通り『俺の島ソンは宴会で終わった』状態だったのですが、
「チーム」で一緒に頑張っていると意外と頑張れちゃうんですよね。
ハッカソンとは言っても、結局は人だよねってことだと思います。

だけど、開発者として大変だったことがあって。それはネットワーク環境。
会場にはwi-fiが無かったのでiPhoneのテザリングを使っていたのですが、
3G回線でたまに圏外になる状態での開発はなかなか骨が折れました。
気軽にググれないから、一つ一つのワードを大事にしながらググったり(笑)

でも、こういうと運営の人にとっては不本意かもしれないけど、
島ソンというある種「いつもと違う体験」をしにいった身としてはこういう悪環境と
言われる状態は逆にご褒美みたいなもんです。

「回線悪い。ふざけんな」とかツマラナイことを言わずに「google先生の偉大さを知りました」って
ネタにしている方が面白いですもんね。

6.発表

で、なんだかんだ言ってるうちに朝が来て、昼が来て、そして成果発表の時間がやってきます。
多少のトラブルもありながらも、一つ一つのプレゼンを聞きながら「変な人ばっかりだなぁ」と
ずっと感じていました。もちろん、良い意味の変人です。

どのプレゼンもアイデアに満ちていて、面白かったです。
個人的にはプレゼン中に漫才を行った大学生2人組のメンタルの強さに感動すら覚えました。
あれが若さか。負けていられない。

7.掃除〜さようなら野々島
最後は参加者みんなで宿泊した施設の掃除をして離島。
なんか皆で大部屋に泊まったり、掃除したり、そういう学生時代を思い出すようなイベントって
この歳になると逆に貴重だなーとか思ったり。ちなみに、僕は28歳です。

まぁ、そんな感じで楽しくて楽しくて仕方のない島ソンは終わりを告げました。

■様々なハッカソン

いつの間にかハッカソンというイベントは多種多様に増えてきました。
プログラム言語、医療などの分野、そして地域などある種の「テーマ」が決められて
開催されるのが普通ですが、僕はいなかソンや島ソンなどの「地域の課題解決型」
ハッカソンが一番好きです。

何しろ、こういうタイプのハッカソンは「使ってくれる人と会える」ことがほとんど。
見えない誰かではなく、目の前にいる誰かのためにものを作りたいなぁという
小さい考え方の自分にとっては、そういう環境で開発できるのは大きな喜びです。

もちろん、今回の島ソンもそのタイプのイベントでした。

■お会いした皆さんへ

素晴らしい体験をさせてくれた運営の皆さん、一緒に楽しんでくれた参加者の皆さん。
細かい気配りでフォローしてくれたスタッフ(?)の皆さん、温かく迎えてくれた島民の皆さん。

僕は単なる一参加者として好き勝手に楽しませてもらっただけですが、
本当にありがとうございました。また、島で会いましょう。

■追伸

このハッカソンで作った「ほらあなるるぶ」ですが、イベントだけで終わらせるのは
なんかつまらないので継続して開発していこうと思っています。

で、もしも「あ、一緒にやりたい」って人がいたら是非声をかけてください。
開発も執筆も撮影も、どうせだから洞穴好きが集まって皆でワイワイやりながら行いたいなって
思っています。

 
Copyright © TheDesignium inc. powered by WordPress & mootools.
Relative Keyword|none