大地の芸術祭2009(後編)in private

 
date:2009.09.04   posted by:maeda
 

越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭2009(後編)

見た中でも印象に残った作品を紹介します。

【No.210 奴奈川舎「影[ei]/来し方 行く先」】
各家庭に残っている古い写真を集めて窓に焼き直している。選定作業をしている家族の映像もよかったし、近所のおばあちゃんが来て「これ○○さんでねぇか?懐かしいなぁ…」と言ってたのもすごくよかった。

【No.104 「記憶・記録」足滝の人々】
村人のシルエットたち。同じ方向を向いているだけに迫ってくるものがある。今いる人を写しているだけに評価が分かれそう、本当の評価は村人がいなくなった後に出るのかな…。

【No.101 私たちのための庭園】
山の上の特定の場所からのみ見える花畑。アイデアとしてはそこまで新しいものではない気がするが、山を登ってそれを見つけた時の嬉しさは変わらないと思う。

【No.87 還るところ】
集落全体がアートになっていて集落のあちこちに浮かぶ派手な色のバルーンが違和感をありありとアピール。
小さめの体育館の中に設置された3つの赤い巨大なボール(作品名称不明)。なぜ?という思いが先に立つが、中にぎっしりモノが詰まっているだけで何か安心する。
家一軒をアルミホイルでくるんでしまった「銀河荘」。フロッタージュで浮き出された建材のテクスチャにアルミホイルのシワが重なって美しい。作家の過去作品にはお寺をくるんだ「銀閣」もあるとか。

 

【No.215 脱皮する家】
古民家の床から壁から柱や屋根裏の建材ひとつひとつまで、その表面を丹念に彫刻刀で彫ってある。黒く煤けた表面に彫られた部分から覗く白い地がコントラストとなり、痛々しいようでこれから残りの皮が剥けそうにも見える。

【No.147 関係-黒板の教室】
全ての面やオブジェクトが黒板になっていてラクガキし放題な教室(そういう塗料を吹き付けてある)。机の側面にカバンと帽子を描いた人天才。

【No.134 ポチョムキン】
その名にふさわしい重厚さを感じる作品。迷路のような公園の一番奥に隠されていたマークにどこかほっとした。

【No.38 図鑑採集】
教室の天井にびっしりと並ぶ蝶(作り物)。壮観。

【No.23 もうひとつの特異点】
オフィシャルサイトで最も目立っていた作品。しかしそれだけの存在感はあったと思う。作品の中まで入り込めるのでみんなひと言もしゃべらずにいろんな角度から「人体の輪郭」を見ていた。

【No.12 Wasted】
スタッフの人が「女性は『あーわかる』と言うが、男性はほとんどの人が軽く凹んで出てくる」と言っていた作品。ネタばれ禁止。

【No.8 胞衣 みしゃぐち】
土壁の巨大な古墳のような構造物の周囲を回って中に入ると、中心部は吹き抜けになっていてその外界の光に神聖さや安堵を感じるのはDNA的なものかも。他に誰もいなくて一人で見たのがよかった。

 
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